ライドシェアとは?今さら聞けないサービス内容!
いま話題のライドシェア。
「新聞やニュースでたまに見るけどよくわからない…」
「カーシェアと何が違うの?」
といった人も多いのではないでしょうか。
今回は、国内でも数少ないライドシェアサービスの担当者が「ライドシェア」について説明していきます。
ライドシェアとは?
最初に辞書的な意味を見てみましょう。
ライドシェアとは、乗用車の相乗りの需要をマッチングさせるソーシャルサービスの総称である。ライドシェアでは、自動車の所有者・運転者と、移動手段として自動車の乗りたいユーザーを結びつけるソーシャルプラットフォームが提供される。
(Weblio IT用語辞典より)
ライド(乗ること)をシェア(共有)するということですね。
つまり、車に乗って移動したい人と移動する人を結びつけるサービスです。
「バスや電車だと不便だからクルマで〇〇まで行きたい!」
という人と
「一人で運転するのも退屈だから誰か乗せていきたいな」
という人をマッチングさせます。
ライドシェアを利用した場合はほとんどが初対面のひとの車に乗せてもらうことになります。
「カーシェア」が車そのものを貸し借りするのに対して、「ライドシェア」は座席を貸し借りするイメージです。
混合しているかたも多いので気をつけてください。
ライドシェアの話題で、
「あ~車を貸し借りするやつね」
なんて言ってると恥ずかしいですよ…笑
そんなライドシェアですが、分類すると大きく2つにわけられます。
ひとつは配車型サービス。
もうひとつは相乗り(カープール型)サービス。
つづいては、それぞれの違いや特徴を説明していきたいと思います。
配車型
一般的にいうとタクシーと似たサービスになります。
アプリ内でボタンを押せばGPS情報をもとに、近くを走っている車が迎えに来てくれるのです。
事前にアプリ内で行き先を入力し、決済もできます。
車が来たら乗るだけのとても便利なサービス。
タクシーのように道順を伝える必要はありません。
タクシーと異なる点は
・前払い決済
・GPS情報をもとに迎えに来てくれる
というところでしょうか。
最近では車メーカーも出資・提携していて注目を浴びていますね。
ただし、現在の日本では「白タク」にあてはまるとされています。
日本に上陸したUberも、限られた地域でのサービス展開となっているのが現状です。
とはいえ、首都圏での初乗り運賃に変化を及ぼしたり、タクシー相乗りの検討がなされたりとタクシー業界に刺激を与えています。
UberやLyft以外にも、世界にはたくさんの配車型ライドシェアサービスがあります。
Google Play Storeで検索すると海外のサービスも数多く出てくるので、興味のある方は調べてみてはいかがでしょうか。
カープール(相乗り)型
もうひとつの分類としてはカープール(相乗り)型です。
こちらのイメージとしてはヒッチハイク。
もともとドライバーに移動の目的地があり、同じ方向に向かう人と相乗りするというもの。
ヒッチハイクと異なって、かかった交通費をみんなで割り勘します。
ヨーロッパではブラブラカーといったサービスがよく使われています。
BLA BLAというのは(ペチャクチャしゃべる)という意味で、ドライブ旅行をみんなで楽しむといった感じでしょうか。
自然と友達もできそうな感じがしますよね。
UberやLyftと同じライドシェアでも、こちらはあくまでも交通費の節約のためなので、
ドライバーが利益を得られないようになっています。
ノリーナもカープール型のモデルです。
イベントやスポーツ観戦とも相性がよく、駐車場や渋滞問題の解決にも期待されています。
日本でも法律に引っかからない範囲で展開しています。
まとめ
以上、かんたんにライドシェアサービスについて説明してみました。
配車型と相乗り型の区別をできているかたは意外と少ないです。
厳密に言うとUberやLyftにも相乗り型があるのですが、そこはまたの機会に。
おおまかにふたつの違いを理解しているだけでも、周りに差をつけられちゃいます。
(意味があるかはわかりませんが笑)
ライドシェアをすこし理解して、使いたくなったかたはぜひノリーナに登録してみてくださいね。